引越しをすると未現像のフィルムが出てくることがよくあります。
もちろんいつ撮ったものか、何を撮ったものか、何も覚えていません。
すこしウキウキしながら現像に出してみると、意外なものが写っていたりします。
撮った記憶があるのに見つけられなかった写真を見つけて大喜びしたり、記憶の中で美化されていた写真とのギャップにがっかりしたりします。
デジタルカメラは撮ったその場で写真が確認できますが、フィルムカメラは現像に出して、プリントするかスキャンするまで何が写っているかはよくわかりません。
フィルム時代は写真を撮りに行くと、早くどんな写真が撮れたか見たくて、帰りに現像にだしに行ったり、白黒フィルムであればすぐに現像処理をしたものでした。
2009年 三宅島
そしてつい先日現像したこのフィルム。
その時の写真がそこまですぐに見たくて仕方が無いものでもなかったのか、、、
いや、おそらく現像に出すお金がなかったのでしょう。